tnkado’s blog

駄文で綴る中年のたわごと(戯言)です

シゲ爺とトミ婆 episode1


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私は、ノストラダムスの大予言では

人類が滅亡するハズだった1999年の7月に

約10年勤めた職場を退職し

培った経験を活かしてみようと転職した

 

師走になり、あいさつ回りを兼ね

カレンダーに名刺を入れて配った

 

シゲ 爺さんとトミ婆は、今にも柱が倒れそうな

朽ちかけた平屋建ての家に住んでいた

 

シゲ爺 「おい、お前暇だべ。お茶飲んでいけ」と云う

私   「暇じゃあねえよ。だいたい、爺さんの云うお茶は、お茶でねえべ」

シゲ爺 「ごちゃごちゃぬかすな、こわっぱ若造。

     能書き垂れずに、ここさ座って、一杯飲んでいけ」

私   「本当にお茶しか飲まねえぞ!」

シゲ爺 「おい、婆さん、この肥満人(ひまんじん)に・・・

     ちがった、暇人(ひまじん)に茶を持って来い

     そんなとこに突っ立てんな!

     寒ぃべ、脂肪が固まるぞ、炬燵さへ入れ」

 

トミ婆  熱々のお茶と、小皿に山盛りの漬物を持って来てくれた

 

シゲ爺  「バカヤロー、そのお茶でねえ」

トミ婆  怒られたトミ婆は、

     ☆のマークが入った、キンキンに冷えた茶色の大瓶と

     コップをお盆の乗せ持ってきた

 

私   「おい爺さん、ついに花いちもんめでボケたか。

     車だから、ビールは飲まねえよ」と云い

     炬燵に入って

     小皿の漬物(ゆず大根)をバリバリかじり

     熱々のお茶を飲んだ 

 

ジゲ爺 「根性ねえな! 警察怖えのか?

     金〇マ付いてんのか!」と

     コップ酒をあおりながら、文句をたれる

 

私   「口の悪い爺だな。

     もうすぐお迎えが来ると、地獄に堕ちるぞ」と云い返す

 

トミ婆さんが、口元を抑えながら

クスクス笑っていた

 

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