tnkado’s blog

駄文で綴る中年のたわごと(戯言)です

Minnie Riperton 


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約35年ほど前の

下宿生活をしていた当時

テレビは部屋に無く 

代りにラジオを聴いていた

 

夏の湿った空気が 

秋の乾いたそれに変わり

朝晩はヒンヤリした空気に

包まれる頃

 

終電が走り過ぎると 

秋の虫の合唱が

年季の入った建物の

窓枠の小さな隙間から

聞こえて来て

ついでに

涼しい風も進入してきた

 

人生にも いつの間にか

「すきま風」が

吹き始める時がある

 

今よりも もっともっと未熟な私は

サークル活動等で

青春を謳歌している同じ学生をみると

ウラヤマシク思え

妬ましくもあり

 

自分とは違う世界の人達だと

考えるようにして

いら立つ気持ちを押し殺して

孤独感を抱いていた

 

暖かい飲み物が欲しくなり

お湯を沸かし 

インスタントコーヒーを

入れようとしたら

 

コーヒー粉末が

湿気って変色していた

 

自動車メーカーがスポンサーの

深夜ラジオ番組が終わり

しばらくすると 朝刊を配る

バイクの音が聞こえて来た

 

鳥の鳴き声が入った音楽にのり

ミニー・リパートンの歌声が

ラジオから流れてきた

 

31歳という若さで亡くなった

素敵な声の持ち主だった

 

かつてテレビドラマ、商業施設のBGM等で

よく使用されていた 有名なその曲は

今でも時々 どこかのラジオ番組から

流れて来るので

苦い想いがよみがえる

 

 

 

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