tnkado’s blog

駄文で綴る中年のたわごと(戯言)です

九字切り 壱


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平成が終わり 新しい元号に変わった年

 

大学へ進学したその子は マンションで 

念願の一人暮らしを始めた

 

引越しの荷物を部屋に運び終えると 業者は帰り 

手伝いに来た父親は 夕飯を済ませると 帰途についた

 

心配性の母親は その晩 泊まって行くことになった

 

母親は入浴中で 部屋には 本人以外誰もいない

・・・ハズ

 でも 誰かの気配がした・・・気がした

 

5月の連休 その子が帰省した時

「娘の様子がおかしい」 と両親は思った

 

人伝に父親を紹介された

 

あいにく私は 波長が合わないと見えないし

祓う能力も 浄霊も除霊も出来ないので

他を当たってくださいと ご丁重にお断りをした

 

数日後の夜 再び父親から連絡があり

「本人から連絡させるので、話だけでも聞いて欲しい」と

懇願され あまりにも切羽詰まった様子なので

「話を聞くだけですよ」と念を押し

その子からの電話を待った

 

数分後に連絡があった

その子の話し声を遮るように

電話の向こう側からは

「邪魔するな」

「貴様を呪うぞ」

「関わるな」と云う声がする

 

私はその子に「今 部屋にいるのか?」確認した

 

怖いので 大学で仲良くなった子に来てもらい

二人で部屋にいると云う

貴重品を持ち すぐに部屋から出て 最寄りのファミレス等で

待つことと マンション敷地中から出るまでこの電話を切らないこと

店に着いたら 店名をショートメールするよう依頼した

 

電話からは その子の声ではない声が 相変わらず 罵る声が聞こえた

 

 

 

 

 

 

 

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