tnkado’s blog

駄文で綴る中年のたわごと(戯言)です

輪廻転生(あの日の記憶を宿したモノ) ~ 物語 壱(中編)


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 わずかに男の子の記憶を残した魂は

人間の世界にやって来た

 

魂は悩んで、街をさまよっていた

ふつうは気が合うと思う女性に宿るのだが

前世の記憶を少し残していたので

同じように母親を悲しませるようなことは

繰り返したくない・・・と考えていた

 

とその時

小学生高学年くらいの女の子の霊体が

“”こっちへおいで“”と手を振っているのが見えた

 

男の子の魂は、霊体に近づくと

「私の弟か妹になって生まれて欲しい」と頼まれた

 

霊体によれば

その日は学習塾がある日で

帰りは、いつもは母親が迎えに来てくれるのだが

あいにくその日は、近所に住む祖母の具合が悪く

母親が祖母の面倒を見に行っていたので

1人で帰宅することになっていた

 

帰り道の途中で交通事故に遭い、救急車で病院へ運ばれ

治療を施されたが、3日目に亡くなった

 

以来、母親は自分を攻めて泣いている

 

霊体は間もなく49日を迎えるので旅立つが

母親の苦しむ様子が気がかりで仕方がない

少しでも、気持ちが和らぐのであればと思い

お願いしている・・・と

 

 男の子の魂は、前世で先天性の病を患っていたこと

転生した場合に、同様の病を持って生まれる可能性が

あるかもしれず、不安であることを正直に告げた

 

続く・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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