tnkado’s blog

駄文で綴る中年のたわごと(戯言)です

スピンオフシリーズ 「はぐれた天使」4


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 死神は「はぐれた天使」の気配に気付くと

「よっ!」と、右手を上げた

 「天使」と「死神」は仲が悪いわけでは無い

 

とその時、東の空から天使が

大きな翼を羽ばたかせやって来た

 

死神と「はぐれた天使」のいる場所に

降り立つと「あれっ?」と天使が云う

 

「はぐれた天使」は、右手を左右に振りながら

「違う、違う」

「夏の神様に頼まれた任務で、お迎え役じゃない」

「通りがかっただけだよ」と

慌てて自分の立場を説明した

 

この場所に、死神が迎えに来た者と

天使が迎え来た者が

偶然に複数現れるのか?

 

もしくは

死神が迎えるのか?

天使が迎えるのか?

微妙な境界線上にあるので

どう転んでもいいように

両者が来ているのか?

 「はぐれた天使」には、わからなかった

 

その家は親子3人の家庭だった

 

夫婦は小さな会社を経営し

一人息子は翌春に進学を迎える

高校3年だった

 

数年前、夫婦は、奥さんの幼馴染が

飲食店を起業する際に

土下座して頼まれて連帯保証人になった

 

店舗は、最初は順調な滑り出しをしたが

同業社が近くに出店するようになると

売上は下降線になり

幼馴染は借金を残して夜逃げした

 

借入の返済が連帯保証人に対して行われ

夫婦は自分たちの会社を整理し

自宅を売却して返済金を工面したが

それでも足りなかった

 

続く・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

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