tnkado’s blog

駄文で綴る中年のたわごと(戯言)です

スピンオフシリーズ 「はぐれた天使」3


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「はぐれた天使」は

真っ白な翼をたたみ

暮れなずむ小さな街の

電柱の上にポツンとたたずんで

「どうしようか?」と思い悩んでいた

 

ギュルルル~と腹の虫が鳴いた

 

と、ちょうどその時

風に乗って食欲をそそる

程よい匂いがやって来た

 

その匂いに誘われて

人間の暮らす家を、窓越しに覗いて

「美味そうだな・・・」と

その「はぐれた天使」は思ったが

食べることは出来ないので

潔く諦めた

 

ついでに、他の様子も見てみようと思い

翼をやさしく羽ばたかせ

住宅街を低空飛行していると

あの世の者の気配を感じた

 

「はぐれた天使」は、強めに羽ばたき

気配のする方向へ急いだ

 

すると、シルクハットをかぶり

タキシードに身を包む

自分の背丈より長く

大きな鎌を持った死神がいた

 

続く・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

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