tnkado’s blog

駄文で綴る中年のたわごと(戯言)です

風送り 虫送り

県道沿いの緩やかなカーブ脇に

大きな鳥居が立つ

 

車に乗ったまま大鳥居をくぐり抜け

道沿いに進むと

古い板に矢印が書かれた看板があり

矢印に従い進むと

急な下り坂が右側にみえる

 

坂を下りきったところに

朱色の小さな鳥居があり

その奥に神社の本殿がある

 

朱色の鳥居のすぐそばに

黄緑色した小さな沼があり

周囲は青々した田圃が広がる

 

地元の住民が力を合わせ

代々守ってきた村の鎮守様だ

 

田植えの作業が終わる頃

新緑は眩しくなり、風は薫り

鯉のぼりが元気よく泳ぐ

 

梅雨の時期を迎えると

今度はオタマジャクシが

元気に泳ぎ回り

 

入道雲が梅雨空を追いやると

夏祭りの季節を迎える

 

しんどい田植え作業を終えた

耕作者自身へのご褒美と

台風や害虫の被害に遭わずに

実りの秋を迎えられるよう

願いを込めて

「風送り」「虫送り」が行われる

 

 裸電球の薄暗い灯りの中で

漬物を酒の肴にして

夜通し酒を飲んで

酔いが回ると踊って

楽しいひと時を過ごす

 

夜明けを迎えると

また、いつも通りの日常が

戻って来る

 

楽しい時間は“”いっときもの“”

 

そのわずかな時間を楽しみに

人は生きる

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

スピンオフシリーズ 「はぐれた天使」6(終)

 「はぐれた天使」は

麝香の香りを頼りに

中学校の校門を左に進み

急な下り坂を降り

 橋を渡らずに

川沿いを左にしばらく進んだ

 

匂いが強くなって来て

 3つ目の橋の右手に

寂れた神社が見えた時

「 ここだ!」と

「はぐれた天使」は思った

 

境内に入ろうとした際に

結界が張られていることに気付き

「アイツに違いない」という確信に変わった

 

 麝香鹿の堕天使は

神社本殿の屋根で寝ていた

 

結界の内側に何者かが侵入したことを

察知すると、さっと起き上がると

全身の神経を研ぎ澄まし

侵入者の気配を感じ取ろうと試みた

 

「うっ・・・、これは・・・

かつての仲間(天使)の気配だ・・・」

そう感じ取った麝香鹿の堕天使は

気配のする方向へ身をかがめ走った

 

かつての仲間同士は

思いがけぬ場所で

久しぶりの再会を果たした

 

 「はぐれた天使」は

つい先ほど見た光景を語った

 

 麝香鹿の堕天使は

 

「人間は、これ以上自分が傍にいると

相手がダメになると考えた時に

自ら去ることがあり

去るとは、物理的な距離を意味する場合と

心理的なそれを意味する場合があり

永遠の離別を選択することがあったり」

 

「鏡に映った花や水に映った月のように

眼には見えるが、手に取ることが出来ない

ものを、それでも触れようと

うたかたの夢を見る

俺たちのようなモノには理解し難い

不思議な生き物なのさ」

と、ポツリと云った

 

ところで

「お前(はぐれた天使)は何でココにいるんだ?」

「まさか、相変わらずの方向音痴で

帰り道がわからなくなったんじゃあねえだろうな?」

と、麝香鹿の堕天使に「核心をつかれた」

 

「はぐれた天使」は慌てて

「まっ、まさかそんなことは無い」

「ジャコウの匂いに釣られて

ここまで来ちまったのさ」と

半分は本当で、半分はウソを云ったら

 

「じゃあ、帰り道わかるんだな?」と返され

 

「ち・・・近道あるなら教えてよ」と

バレバレの応答をしたので

神社の境内には

堕天使の大声で笑う声が響いた

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

朔(ついたち)

ポツリ ポツリと降り出した雨が

いつの間にか息苦しさを感じるほど

激しさを増し

アスファルトを打ち付けては跳ね返り

辺りを真っ白に彩る

 

傘を持たずに降車していたので

慌てて車に駈け込んで戻り

雨宿りした

 

ハッピーエンドにはならないことが多い

苦い経験をボカして、加工して

物語風や、たとえ話で書くクセがあり

「死」に関する記述も多い

 

悲しい結末にならぬよう願う

コメントを頂戴することがあり

貴重なご意見・コメントは

真摯に承ります 

 

でも、今後も相も変らぬ

駄文を書くと思います

 

ご容赦ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cafe COLORADO

「Cafe COLORADO」は

ドトールコーヒーが最初に手掛けた

フランチャイズ業態

 

1980年代は多くの駅前で見かけた

 

制服は、スカイブルー色の

ボタンダウンだったと記憶している

(間違っていたらゴメンナサイ)

 

爽やかな感じがする制服で

世の中には、そんな仕事もあるんだな~と

 

中華料理店で、ニンニクやニラ、ラード油に

囲まれて学生アルバイトしていたので

密かに憧れていた

 

食べ物と色で例えると

あちらは「サラダ」や「サンドウィッチ」といった

ヘリシ ヘルシーなグリーン系」

 

こっちは「餃子、ニラレバ炒め、大盛ライス」の

「質より量、こってり油ギトギト」の茶色って

ところでござんしょか?

 

茶店と云えば

「仕事をサボッているサラリーマンが

たくさんいて、煙草の煙で充満している」

というイメージを

 

「Cafe COLORADO」は変えた

と思う

 

そんな喫茶店です

 

 

「友&愛」

「友&愛」・・・

1980年代に流行した

レコード店の1つ

 

正規品のレコードが購入できない

ビンボー学生には

ありがたい存在であった

 

レコードのジャケット眺めているだけで

あっという間に、時間が過ぎたもんです

  

 

 

 

 

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